不妊治療のはじまり／30代妊活・不妊治療の記録④

しっちは医療従事者ではありません。
あくまでも、私自身の経験談としてお話させていただきます。

不妊治療のはじまり

2023年9月、まずはタイミング法からスタートしました。

これまでしてきた自己流でのタイミングは排卵日がズレていたことも多く、中々妊娠できないのはそれが原因だと自分の中で感じており、

「病院に通えば排卵日が分かってすぐに妊娠できるかも！」

と、淡い期待があったのですが、現実はそう簡単ではありませんでした…

ＣＬタイミング法

9月と10月の2周期は、タイミング法＋フーナーテストを実施しました。

各周期ごとの流れを以下に簡単にまとめています。
（※クリニックにより異なります。）

▼2023年9月（タイミング法①）

9/1　D4	【来院】今周期の流れについて確認・相談等
9/7　D10	【来院】超音波検査、採血、タイミング指導①
9/10　D13	夜タイミング
9/11　D14	【来院】フーナーテスト①⇒△
9/16　D19	【来院】超音波検査、採血
9/24　リセット	生理周期26日

▼2023年10月（タイミング法②）

9/28　D5	【来院】今周期の流れについて確認・相談等
10/5　D12	【来院】超音波検査、採血、タイミング指導②
10/6　D13	夜タイミング
10/7　D14	【来院】フーナーテスト②⇒△
10/14　D21	【来院】超音波検査、採血、夫：精液検査(異常なし)
10/23　リセット	生理周期29日

私が通っているクリニックでは、1周期あたり約4回の来院が必要でした。

まずは生理3～5日の間に来院するように言われ、その際に今周期の治療内容の確認を行います。
次に、排卵前に来院して超音波検査と採血をして排卵日を予想→タイミング指導が入ります。

9月と10月はどちらもタイミングをとった翌日に再度来院してフーナーテストを受けました。

フーナー（ヒューナー）テストとは？

フーナー（ヒューナー）テストとは、子宮頸管粘液や腟分泌物の中に活発な精子が入っているかどうかを調べるテストで、「性交後試験」とも呼ばれます。

不妊検査の中でも、初期段階で行われる基本検査の一つです。

性交渉後に子宮頸管粘液の中にある精子の運動性を確かめることで、自然妊娠が期待できるかどうかを評価することができます。

引用元：こそだてハック by ninaru

その後、約1週間後に排卵が完了しているかの確認をして、次回生理3～5日目もしくは予定日より1週間生理が来なかったら来院する、という流れになります。

だいたいが来院した日に次回の来院日が決まるので、急遽仕事を半休もらうことが多かったです。

振り返ってみて気づいたこと

当初はクリニックに通い始めたばかりということで気づきませんでしたが、こうして各周期を振り返ってみて気づいたことが…

というように、排卵日付近ではあるものの、ドンピシャな日にちの指導はされていなかったのだと分かります。

超音波検査をしたとしても、確実に排卵日が分かるわけではないんですよね…

夫の出張が重なったこともあり、9月と10月どちらも指導された日の1回しかタイミングがとれていないということも上手くいかなかった敗因の一つかもしれません。

フーナーテストの結果「可」

残念ながら、9月・10月どちらもフーナーテストの結果があまりいいとは言えませんでした。

私のクリニックでは結果だけを伝えられたのですが、精子の状態をモニターで見せてもらえるところもあるようです。

▼判定結果
9月：5個（一視野）⇒ 可
10月：5個（一視野）⇒ 可

優・良・可・不可の4段階評価のうち、3つめの「可」にあたる数です。

妊娠はできるけど、活動的な精子が少ないそうで…
精液検査は異常なかったので、人工授精へのステップアップを勧められました。

まだ通い始めて2か月だったので、早い段階でのステップアップに少し戸惑いました。
心のどこかで病院にさえ通えば自然妊娠できると信じていたんだと思います。

しかし自己流妊活と合わせると、タイミング法は9周期目…

時間を無駄にしたくないという思いが強く、11月から人工授精に挑戦することに！