しっちは医療従事者ではありません。
あくまでも、私自身の経験談としてお話させていただきます。
2021年12月 結婚
2022年11月 結婚式
2023年2月 自己流妊活開始
2023年8月 不妊治療クリニックへ
2023年9月~2月 タイミング法、人工授精 ←ここ
2024年3月 双子ちゃん妊娠発覚
2024年7月 後期流産
2024年10月 自己流妊活再開
2024年12月 不妊治療クリニック再院
初めての人工授精(AIH)
フーナーテストの結果が2回とも良くなかったこともあり、タイミング法から一つステップアップすることに!
2023年11月、初めて人工授精に挑戦しました。
人工授精は自然妊娠に近い治療法と言われていますが、妊娠率は5~10%とあまり高くはありません。
自然に近いとは言え、人工授精を受けることを決めた時は少し勇気がいりました。
妊活を始めたら当たり前のように自然妊娠するものだと思っていましたし、正直痛みも不安だったからです…
もともと私たち夫婦は、子どもを授かるための方法については特にこだわりはありませんでした。
たしかに、自然妊娠が理想と言われればそうかもしれません。
しかし、自然妊娠だけにこだわり、時間を無駄にすることだけは避けたかったのです。
夫は、あくまでも私の意見や心身の状態を尊重してくれているので、私がステップアップしたいと伝えると「一緒にがんばろう!」と言ってくれたこともあり、早々に決断ができました。
不妊治療は女性の負担が大きいので、どうしても「自分ばかりがんばっている…」と思ってしまう時があります。
だからこそ、夫婦2人が同じ熱量で進めていくことはとても大切なんです。
【結果】3回目で陽性
まずは結果からお伝えすると、3回目の人工授精で授かることができました!
人工授精できなかった月もあったので、周期で言うとステップアップしてから5周期目になります。
生理予定日のソワソワ期を超えて、妊娠検査薬で陽性反応を見た時は本当にうれしかったです!
各周期のまとめ
各周期の流れを以下に簡単にまとめました。
(※クリニックにより異なります。)
▼2023年11月(人工授精①)
10/27 D5 | 【来院】今周期の流れについて確認・相談等 |
11/2 D11 | 【来院】超音波検査、採血、AIH実施日決定 |
11/4 D13 | AIH① |
11/11 D20 | 【来院】超音波検査、採血 |
11/21 リセット | 生理周期29日 |
▼2023年12月(人工授精②)
11/25 D5 | 【来院】今周期の流れについて確認・相談等 |
12/1 D11 | 【来院】超音波検査、採血、AIH実施日決定 |
12/2 D12 | AIH② |
12/9 D19 | 【来院】超音波検査、採血 |
12/19 リセット | 生理周期28日 |
▼2024年1月頭+末
⇒タイミング法2周期×
▼2024年2月(人工授精③)
2/15 D3 | 【来院】今周期の流れについて確認・相談等 |
2/21 D9 | 【来院】卵管通水検査 |
2/24 D12 | 【来院】超音波検査、採血、AIH実施日決定 |
2/28 D16 | AIH③ |
3/5 D22 | 【来院】超音波検査、採血 |
3/15 | 妊娠検査薬陽性 |
タイミング法同様に、私のクリニックでは1周期あたり4~5回の来院が必要でした。
生理周期に乱れがなく毎月排卵確認ができていたため、薬や注射はせずに自然周期で実施することに。
確率的にはそんなに高くないとは言われていたものの、11月・12月と上手くいかず、ステップアップしたからと言ってすぐに授かれるわけではないのだと落胆したことを覚えています。
年末年始はクリニックが休みだったのと、1月末に夫の出張が重なったため、その間2周期は人工授精できていません。 (タイミングはとりましたがダメでした…)
そして2月、三度目の人工授精でついに陽性反応が…!!😭
もっと長く治療されている方からすれば早いと言われてしまうかもしれませんが、私にとっては長い時間でした…
当日の流れ
クリニックによって異なるかと思うので、あくまで私の場合はという参考として記載します。
- 専用容器へ採精
- 朝一仕事前に自宅(もしくはCL)で採精して提出
- 精子の洗浄・濃縮
- 約2時間後に来院し、洗浄された精子を注入
- 会計後帰宅
私のCLでは、①容器提出の時間と③提出後の約2時間後にそれぞれ予約を入れて来院する流れでした。
初めての人工授精は、ネットで痛かったという声を見たこともあり正直怖かったです…
先生からは痛みはないと聞いていたものの、感じ方は人それぞれですし、初めてのことをする時はやっぱり不安がついてきます。
予約時間に受付をすると、普段よりも早く呼ばれました。
まずは先生との診察にて精子の状態について説明を受けます。
「状態も良く十分な量を採れた」と報告を受け一安心。
その後すぐに内診室にて人工授精の処置。処置の直前に夫の名前を確認されます。
不安だった痛みはというと、ほとんど痛みを感じることなくあっという間に終わりました!!
処置自体は数秒で終わり、先生の「注入していきますね~」から「終わりましたよ~」まで一瞬だったので(もう終わった!?)と拍子抜け。
その後念のため備え置きしてあるナプキンをつけて、会計して帰宅という流れになります。
当日の安静指示は特にありませんでしたが、しばらくしてから生理痛のような重い痛みを感じたので自宅でゆっくり過ごしました。
痛みは翌日にはなくなりました!
費用について
保険適用なので3割負担で、再診料等すべて合わせて¥5,680でした。人工授精を行った月の1周期あたりにかかった費用は約¥13,000ほどです。
ちなみに、加入されている生命保険によっては人工授精が手術給付金の対象になる場合があるそうです。
すでに人工授精を実施された方は、ご加入の保険会社に問い合わせてみてください!
これから不妊治療を始める方は、不妊治療が補償の対象に入っている保険に加入することをおすすめします!
私の生命保険では対象外でした…残念。
大きな転機
気づけばクリニックに通い始めてから半年、妊活を始めてからは1年経っていることに気づき、「なんで妊娠できないんだろう…」「検査では分からない不妊原因があるのでは?」と自分や夫を疑っては落ち込む日々。
自分より後に結婚した友人の出産報告や第二子妊娠報告を見るたびに大きくなる焦り。
”おめでとう”より“うらやましい”という感情が先にきてしまって、心から祝福できていない自分が心底嫌になりました。
生理予定日が近づくごとに「もしかしたら…?」とちょっぴり期待して、
生理が来ても「着床出血かもしれない」と淡い期待を捨てきれず、
次にトイレに行った時には「あぁ、リセットか…」とどうしようもなく泣きたくなる…
なにも考えずに能天気に待てたらいいけど、生理予定日までカウントダウンしちゃうんですよね。
そんな時、ネットで“卵管通水検査”という検査について知りました。
ネットでは痛いという情報ばかり出てきて怖くてなかなか踏み込めなかったのですが、4周期目のリセットを迎えて卵管通水検査を受けることを決意!
そしてなんと、検査を受けたあとの人工授精で妊娠することができました!!!
この検査が私にとっての大きな転機になったのです。
(次回、卵管通水検査)
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